本来の質が確かであれば、
どれほど環境が揺らいでも、
その在り方は静かに輪郭を保ち続ける。
光が布に触れても、
影が深く落ちても、
核は変わらない。
触れたあとに残る「揺るがない質」が、
そっと反響している。
外側が波立つほど、
内側の光は、
かえって澄んでいく。
Thought Fragment 009|泪のわけ
泪は、名を持たない湿度。
Thought Fragment 008|わかってしまった人の気配
何も語らない人ほど、
すでに伝わっている気配がある。
Thought Fragment 007|#
人の身体は、この「未解決」を
感情として先に受け取ってしまう。
Thought Fragment 006| 位置
ある一つの出来事を、
その時やその時点によって
思うことは変わっていく。
ある時点では、切なく思い、
ある時点では、懐かしく思い、
ある時点では、糧になり、
ある時点では、
意味があったと捉えられる。
Thought Fragment 005|回収されなかった余韻
きれいに終わらなかったものほど、
いまも
呼吸の奥に残っている。
Concept 004|他者充足
Definition
「自分が満たされること」ではなく、
「誰かが満たされること」を人生や表現の基準に置く構造。
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中森明菜さんは、
自己充足ではなく、
他者充足を人生の基準にしている。
人を喜ばすことが大好き。
「ほかの人のために」
人生で大切なのは人を笑顔にすること。
幸せとは誰かがハッピーであること。
歌そのものよりも、
誰かが喜ぶことが先にある。
だから、50代後半の変化は、
価値観の転換ではなかった。
「自分も笑顔になろう」
幸福の対象に、
ようやく自分自身も加わった。
——
中森明菜
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Thought Fragment 004|
———
言葉にしないから“質”は保たれる。
Thought Fragment 003|役割と存在
冗談の形で、
還りたい声が息をする。
存在はまだ役割の中心に立てていない。
でも、中心を奪おうとしている。
___
Thought Fragment 002|感性憑依
他者の内側に眠る”風景”が
自分の胸奥で静かに再生される瞬間がある。
そのときの胸のざわめき、
記憶のような痛みが締めつけ、
懐かしさの衝撃が、
微かな鳥肌となって現れる。
それは理解ではなく、
”体で起きる共鳴”
Concept 003|同種非同型
Definition
存在を動かしている核が重なる。
しかし、
その核は、
表現や創作の中で、
異なる形として現れる存在。
Concept 002|同種
Definition
存在を動かしている核や、
生き方の型が重なり、
認識だけではなく、
存在の性質そのものが近い。
同じ種族である存在。
Thought Fragment 001|空気を嗅ぐ
似ている表現に
反応したわけじゃない。
同じ層から
立ち上がってくる空気を
嗅いだだけ。
Concept 001|同層
Definition
同じものに美しさを感じ、
同じことに疑問を持ち、
同じ解像度で世界を認識する存在。
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星野源さんは、
「生まれた最初の頃から
どこか余所者感があった」と話す。
孤独の本質は、ハブられることではない。
「感受性」
「思考の深さ」
それらが重なる「同層」との、
出会いの希少性である。
——
星野源
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